アジア連帯経済フォーラム
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約500名が第2回アジア連帯経済フォーラムに参加

2009年11月7日(土)〜8日(日)、東京・渋谷の国連大学、青山学院大学、東京ウィメンズプラザにて「第2回アジア連帯経済フォーラム2009」が開催されました。当日は11月にしてはとても温かく、絶好のイベント日和となりました。

海外からのゲストは18か国、40名でした。フィリピン、インド、韓国をはじめとするアジア各国に加え、連帯経済の先進地であるカナダ、フランス、ベルギーなどからの参加がありました(詳しくはゲストのリストをご参照ください)。また日本国内からの一般参加者は、2日間の会期中延べ350人以上、スタッフ、ボランティアは延べ60人と、全体では500人近い人たちが出会う場となりました。海外から日本への留学生や在日外国人などの参加も目立ち、アジアレベルでの取り組みにふさわしい顔ぶれとなりました

経済のグローバリゼーションが浸透し、貧困と格差が世界規模で拡大する現在。しかしそうした中でも、利潤を追求する強力な市場経済に与しない、多彩な営みが様々なレベルで模索・実践されています。海外ゲストの多くは連帯経済の実践者、推進者、研究者でありました。

11月9日、10日の2日間にわたり、計6つの全体セッション、5つのテーマに分かれた分科会を開催、短い期間ではありましたが、参加者は連帯経済についての議論を行ない充実した時間となりました。これらのセッションを通して、フィリピンから日本へと受け継いだ今回のフォーラムの最大の成果は、第一回目のフォーラムから実践交流・理論化・連帯経済の評価に関する研究という面で、ステップアップし、アジアでの連帯経済を推進するネットワークの基盤がさらに確実なものになったことといえます。

最後のセッションでは、「アジア連帯経済フォーラム2009コンセンサス文書」についてフロアを交えての議論を行ない、今回のフォーラムの成果の一つとして採択されました。このコンセンサス文書は、連帯経済の内容や定義、評価に関して盛り込まれており、アジアにおける連帯経済のさらなる推進に向けた大きな一歩となるものです。

さらに、2日目の関係者会議にて、2年後の「第3回アジア連帯経済フォーラム」は2011年、マレーシアで開催されることが決定されました。フィリピン、日本の経験をさらに積み上げる形で、2年後のマレーシアに向けて、準備はすでに始まっています。

日本実行委員会でも、今回の経験を活かして、さらに国内における連帯経済のケーススタディや経験交流、ネットワーク化を進めていきたいと考えています。フォーラムについての詳細な報告や写真などのUPも徐々に進めていきますので、どうぞ引き続きご関心を持っていただけますようお願いいたします。


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海外ゲスト一覧

プログラム

当日配布資料(PDF)

アジア連帯経済フォーラムコンセンサス文書(日本語)

アジア連帯経済フォーラムコンセンサス文書(英語)



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